一眼レフカメラのレンズ!その種類と特徴をご紹介
風景や街並みなどを写真に撮ることを趣味にしている方もいると思いますが、一眼レフカメラのレンズに種類があることをご存知でしょうか?
一眼レフカメラのレンズといってもいくつかの種類があり、それぞれ特徴があります。レンズを使い分けることで自分の望む写真を撮影することができ、また一歩ハイレベルな撮影をすることができるようになります。そこで今回は、一眼レフカメラのレンズの種類についてご紹介していきます。
- 1、一眼レフカメラのレンズ!機能の違い
- 2、一眼レフカメラのレンズの種類
- 3、まとめ
2-1、広角レンズ
2-2、標準レンズ
2-3、望遠レンズ
2-4、マクロレンズ
2-5、魚眼(フィッシュアイ)レンズ
1、一眼レフカメラのレンズ!機能の違い
一眼レフカメラのレンズは大きく分けると2種類に分けられます。1つ目が「単焦点レンズ」、2つ目が「ズームレンズ」です。単焦点レンズは焦点距離が1つだけでズームして撮影ができないレンズをいいます。
一方、ズームレンズは決まった距離の範囲で焦点距離を変えることができるレンズで、広い範囲を撮影したりズームして撮影したりすることができます。
単焦点レンズはズームで撮影ができないので、被写体に合わせてレンズを交換しなければいけません。しかし、その分撮影するときにきれいな写真を撮ることができるというメリットもあります。
単焦点レンズで撮影するとブレにくく、周りをぼやけさせる撮影方法もできるため、非常にきれいな写真を撮影できます。
一方、ズームレンズはズームが可能なので広い範囲を撮影したり遠くを撮影したりすることができます。使い勝手でいうと単焦点レンズに勝っており、さまざまな場面で活躍するレンズです。しかし、暗い場所での撮影が不向き・手振れしやすいなどズームレンズならではのデメリットもあります。
2、一眼レフカメラのレンズの種類
一眼レフカメラのレンズには大きく分けて2種類ありますが、その中でさらに5種類を分けることができます。そこでここからは、一眼レフカメラのレンズの種類を5つご紹介していきます。
2-1、広角レンズ
【広角レンズの特徴】
- 焦点距離35mm以下
- 撮影できる範囲が広い
- 遠近感のある写真が撮れる
広角レンズは広い範囲を撮影するのに向いているレンズです。例えば、広い範囲の景色や街並み全体を写すときなどに便利で、実際にその場にいるような臨場感のある写真を撮影することができます。
また、遠近感のある写真が撮れるのも魅力の1つで、手前の被写体は大きく遠くの被写体は小さく写ります。
2-2、標準レンズ
【標準レンズの特徴】
- 焦点距離50mm前後
- 目で見たときと同じような景色が写る
- さまざまな場面で使えるオールマイティなレンズ
標準レンズは肉眼で見たときと同じように写真が撮影できるレンズです。自分が見ている景色をそのまま写真にすることができるため、カメラ撮影初心者の方でも扱いやすいレンズといえます。
また、標準レンズは上記の特徴から人物や風景まで、さまざまな場面で活用できるレンズという意味でオールマイティなレンズといえます。
2-3、望遠レンズ
【望遠レンズの特徴】
- 焦点距離70mm以上
- 背景をぼかして主役を引き立てることができる
- 自然な表情を撮影するのに向いている
望遠レンズは遠くにあるものを近くに寄せて大きく写すことで、迫力のある写真を撮ることができます。また、背景をぼかして撮影することができるので主役の被写体を目立たせることが可能です。
遠くにいる野鳥や風景を撮影するのに向いているレンズであるとともに、あえて遠くから撮影することで人物の自然な表情を撮影するのに向いているレンズといえます。
2-4、マクロレンズ
【マクロレンズの特徴】
- 焦点距離40mm~200mm
- 小さな被写体を大きく写すことができる
- 花や人物の撮影に向いている
マクロレンズは小さな被写体を大きく写すことができるレンズです。被写体をアップで撮影することでリアルな写真を撮影することができ、きれいな仕上がりになります。
リアルな写真を撮影することができることから、花の撮影や人物撮影に向いています。ちなみに、小さな被写体を大きく撮ることはできますが、動いているものを撮影するのには向いていないです。
2-5、魚眼(フィッシュアイ)レンズ
【魚眼(フィッシュアイ)レンズ】
- 焦点距離15mm以下
- 景色を歪ませて撮影できる
- 使い方が難しい
魚眼レンズは景色を歪まして撮影することができるレンズです。撮影した景色の画面端を歪ませて躍動感がある写真を撮影できる反面、うまく撮影するのが難しいというデメリットもあります。
写真の両端が歪むので、それを加味して写真を撮影する必要があります。うまく撮影できればきれいな写真になるので便利ですが、使いどころが難しいレンズといえます。
3、まとめ
ここまでで一眼レフカメラのレンズの種類をご紹介しました。一眼レフカメラに種類があるようにレンズにも種類があり、それぞれ撮影に適しているシーンや被写体が異なります。
撮影する場所や目的に応じてレンズを変えることで、きれいな写真を撮影することができます。自分がどういったものを撮影するのかに応じて、一眼レフカメラのレンズも選択してみてはいかがでしょうか。