一眼レフカメラの正しい手入れと保管方法を徹底解説！
一眼レフカメラを使用した後そのまま袋にしまっていませんか。一眼レフカメラを長持ちさせるには正しい方法で手入れを行う必要があります。手入れをしっかりしないとカメラが故障したり、汚れによって撮影に支障がでることがあります。
そこで今回は、一眼レフカメラの手入れに必要なアイテムと正しい手入れの方法をご紹介していきます。また、長持ちさせるための保管方法も解説するのでぜひ、参考にしてみてください。
1、一眼レフカメラの手入れに必要なアイテム
一眼レフカメラの手入れには、主にボディとレンズの手入れが必要で、それぞれ手入れアイテムがあります。以下が手入れに必要なアイテムです。
【一眼レフカメラの手入れアイテム】
- ブロアー
- レンズペン
- クリーニングペーパー
ブロアーはホコリや塵を空気の力で吹き飛ばして掃除をするための道具です。カメラは電子機器なのであまり手で触ってはいけません。そのため、ブロアーを使って掃除を行います。
また、レンズペンはレンズについた指紋や小さな汚れを落とすことができるアイテムです。レンズを傷つけることなく手入れをすることができます。ちなみに、クリーニングペーパーも傷つきやすいレンズやボディの汚れを拭き取るために使用するアイテムです。
手入れは代用グッズでもできないことはないですが、しっかりと手入れを行うには上記のアイテムを準備することをおすすめします。
2、一眼レフカメラの手入れの手順と方法
一眼レフカメラをしっかりと手入れするには手順を守って手入れをする必要があります。一眼レフカメラの手入れの手順は以下の通りです。
【一眼レフカメラの手入れ手順まとめ】
- ボディ・レンズのホコリを掃除する
- レンズのふちを拭き取る
- レンズの表面を拭き取る
- 仕上げにレンズペンでレンズをきれいにする
そこでここからは、上記の一眼レフカメラの手入れの手順と方法を詳しくご紹介していきます。
2-1、ボディ・レンズのホコリを掃除する
一眼レフカメラの手入れをするときには、初めにボディとレンズのホコリを掃除する必要があります。まずはブロアーを使用してボディとレンズに付着しているホコリや塵を吹き飛ばします。カメラには凹凸があるので、なるべく凹凸をめがけて空気を吹きかけるとしっかりと掃除を行うことができます。
ちなみに、ホコリや塵を吹き飛ばすときにはカメラの内部に入らないように注意してください。カメラは電子機器なので、ホコリなどが入ると故障の原因となる可能性もあります。
ホコリの掃除が終わったら、次はボディ全体をクリーニングペーパーで拭きます。手汗や手垢などがカメラについていることがあるため、クリーニングペーパーで拭き取ります。意外にカメラは手で持つ機会が多いので、しっかりと汚れを拭き取っておきましょう。
2-2、レンズの前玉を丁寧に拭く
レンズに汚れがあると写真撮影に支障がでるので、しっかりと拭くことが大切です。まずはホコリなどの大きなゴミが取れていることを確認してから、前玉のふちをクリーニングペーパーで拭きます。
レンズのふちには以外にもホコリや砂などが溜まっていることがあるので、レンズを傷つけないように注意して拭いてください。このときのポイントとしては、クリーニングペーパーのなるべく手で触っていない部分で拭くようにするときれいに拭き取ることができます。
ふちが吹き終わったら次はレンズの表面を拭いていきます。レンズを拭くときには一度傾けて見ることで汚れているところを確認します。確認した後で、湿ったクリーニングペーパーを使って中心から外側に向けて丁寧に拭くようにしてください。
このときに注意しなければいけないのが「液残り」です。液残りしてしまうと液残りシミができてしまいます。そのため、軽めにさっと拭くことで液残りを防ぎましょう。
最後の仕上げとして、レンズの表面をレンズペンで拭き取ります。レンズペンで中心から外側に拭き取ることで、さらにレンズをきれいにすることができます。
3、一眼レフカメラの正しい保管方法
一眼レフカメラは保管するときにも注意が必要です。しっかりと手入れをして一眼レフカメラをそのまま置きっぱなしにしたり、カメラバッグに入れっぱなしにしたりするのは危険です。
特に長期間保管する場合には注意が必要で、湿気によってレンズにカビが発生するケースがあります。日本は高温多湿な気候なので、レンズにくもりが発生しやすいです。そのため、湿度が原因でカビの温床となる可能性があります。高価なレンズが気づいたらカビだらけになっていたら悲しいですよね。
そのため、長期間一眼レフカメラを保管するときには、湿度の低い場所で保管するようにしてください。保管方法としては、ホームセンターなどで売っている密閉できるタッパーに保管する方法やカメラを保管する専用の防湿庫を使用する方法があります。
タッパーを使用するときには、防カビ用の乾燥材を入れておくとカビが生えにくくなるのでおすすめです。
4、まとめ
ここまでで、一眼レフカメラの手入れに必要なアイテムと手入れの方法をご紹介しつつ、正しい保管方法も解説しました。一眼レフカメラは高価なものなので、しっかりと管理をして長く使いたいですよね。正しい手入れを心掛けて皆さんも一眼レフカメラを長く愛用してみてください。
