一眼レフカメラでスポーツシーンを逃さず撮る方法を徹底解説!
一眼レフカメラでスポーツシーンを撮影するときには、動いている被写体を撮影しなければいけないのでピンボケが発生しやすいです。では、どうやったらスポーツシーンをきれいに撮影できるのでしょうか。
そこで今回は、一眼レフカメラでスポーツシーンをきれいに撮る方法と撮るときのポイントについてご紹介していきます。この記事を読めば、スポーツシーンの撮影でもきれいな写真を撮ることができるようになりますよ。
1、一眼レフカメラでスポーツシーンを撮るときのポイント
一眼レフカメラでスポーツシーンを撮影するときには、素早く動く人やモノを撮影することになるため上手に撮影するには工夫が必要です。そこでここからは、一眼レフカメラでスポーツシーンを撮るときのポイントをご紹介していきます。
1-1、オートフォーカス機能を使用する
スポーツシーンは動きのある被写体を撮影することになるため、手動でピントを合わせるのは非常に難しいです。そのため、スポーツシーンを撮影するときには、オートフォーカス機能を使用する必要があります。
オートフォーカス機能を使用すると自動で被写体にピントを合わせてくれるので、動きの速いスポーツシーンでもしっかりとピントを合わせて撮影することができます。
ちなみに、オートロックフォーカス機能にはさまざまな種類があるのですが、おすすめは「位相差オートフォーカス」です。被写体までの距離をセンサーで測定して把握し、被写体の動きに合わせてピントを合わせることができます。カメラを持って撮影する方におすすめの機能です。
1-2、連写撮影してもデータを保存できるだけのメモリ容量がある
一眼レフカメラでスポーツシーンを撮影するときには、動きのある被写体を撮影するので連写撮影が基本となります。そのため、連写撮影を繰り返してもデータを保存できるだけのメモリ容量が必要です。
スポーツシーンを撮影するときには、被写体は動いていることがほとんどで、1枚だけベストショットを撮ろうと思ってもタイミングが遅れてしまうので難しいです。
そのため、効率的にきれいな写真を撮るためにも連写撮影が大切になります。そんな中で、連写した写真を保存できるだけのメモリがないと撮影が続けられませんし、容量がいっぱいになったらその都度データを削除していたらベストショットのタイミングを逃してしまいます。
このように、スポーツシーンを撮影するときには、連写を繰り返しても十分保存できるくらいのメモリを用意しておくことをおすすめします。
2、一眼レフカメラでスポーツシーンを上手に撮る方法
ここからは、動きのある被写体を撮影することが多いスポーツシーンの上手な撮影方法をご紹介していきます。
2-1、最適な設定!スポーツモードで撮影する
一眼レフカメラでスポーツシーンを上手に撮影する方法としては、スポーツモードを利用する方法があります。全てのカメラにあるわけではありませんが、スポーツモードという機能があり、自動でスポーツを撮影するのに最適な設定をしてくれる機能です。
動きのある被写体を撮影したときに発生するピンボケを防ぐためには、シャッタースピードを速く設定する必要があるのですが、スポーツモードなら自動でシャッタースピードが速い設定になり、ブレのないしっかり止まった写真を撮影できます。
ちなみに、機種によってはスポーツモードがないものもあります。スポーツシーンをよく撮影する方やもともとスポーツを撮影するつもりでカメラを購入する方は、購入時にスポーツモードのあるカメラを検討してみてはいかがでしょうか。
2-2、ブレを防ぐ!シャッタースピード優先モードで撮影
カメラでスポーツシーンを撮影する場合に、スポーツモードを利用すると楽なのですが、スポーツモードがない機種を使用している方や状況に合わせて設定したい方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめの方法としてはシャッタースピード優先モードで撮影する方法があります。
この方法は少し応用編ではあるのですが、自分でシャッタースピードを設定してそれ以外の設定は自動で行ってくれる設定モードになります。
スポーツシーンを撮影するときには、シャッタースピードは速くして撮影する必要がありますが、被写体の動くスピードや撮影時の明るさなどを考慮したうえで速さを調整することができます。
シャッタースピードについて理解していて、自分で設定してより良い写真を撮りたい方におすすめの方法です。
3、まとめ
ここまでで、一眼レフカメラでスポーツシーンを上手に撮影する方法をご紹介しました。スポーツシーンをきれいに撮影するには、ピントを合わせるためにシャッタースピードをできるだけ速くしてピンボケが起こらないようにしていきましょう。
スポーツシーンを撮影するときには今回ご紹介したポイントを参考にしつつ、きれいな写真を撮影してみてください。