一眼レフカメラで星空をきれいに写す方法をご紹介!

一眼レフカメラで星空を撮影したきれいな写真を見て自分も撮影したいと思う方もいると思います。星空撮影は普段の日中の撮影と違って夜の撮影なのでカメラの設定や準備などが異なります。

しっかり準備を行えば星空をとてもきれいに撮影することができます。そこで今回は、星空を撮影する前の準備と一眼レフカメラを使って星空をきれいに撮影する方法をご紹介していきます。この記事を読めば、きれいな星空が撮影できるようになりますよ。

1、星空を一眼レフカメラできれいに撮影するための準備

星空を一眼レフカメラできれいに撮影するための準備

星空を撮影するときというのは夜の暗闇の中で撮影することになるため、日中撮影するときとは違った準備が必要です。そこでここからは、星空を撮影する際に必要な準備についてご紹介していきます。

1-1、なるべく空が暗い場所を選ぶ

星空を一眼レフカメラで撮影するにはまず場所選びを行う必要がありますが、そのときにはなるべく空が暗い場所を選ぶのがポイントです。

小さい星までしっかりときれいに撮影するためには光を多く取り込む必要があるのですが、住宅や照明などの人工的な光が少しでも入ると写真全体が明るくなってしまうことがあるんです。

そのため、周辺に住宅や街灯などがない山の上や展望台などから撮影することができれば、きれいな星空を撮影することができます。

1-2、星空を撮影するための機材をそろえる

星空を撮影する場所を決めたら、次は星空を撮影するための機材をそろえましょう。夜に行う星空撮影では、きれいな写真を撮ろうと思うと日中の撮影とは違う機材が必要となります。

  • 一眼レフカメラ(広角レンズ)
  • 三脚
  • レリーズ
  • 予備バッテリー

上記の機材があれば星空を撮影することが可能です。まず一眼レフカメラのレンズですが、広角レンズが必要です。広角レンズは広い範囲を撮影するのに向いており焦点距離の短いレンズですが、広角レンズでないと星空と風景を一緒に撮影することができません。

焦点距離が長いレンズでも撮影できないわけではありませんが、撮影できる範囲が狭まるので一度に狭い範囲の星空しか撮影できません。そのため、できるだけ広角レンズを使用することをおすすめします。

また、星空撮影で特に必要なのが三脚とレリーズです。星空撮影では手ブレしてしまうときれいな写真が撮影できません。そのため、三脚に固定して写真を撮影する必要があります。

三脚とセットで使用するレリーズはあまり聞き覚えがない方もいると思いますが、レリーズは遠隔でシャッターを切ることができる装置です。三脚にカメラを乗せたまま撮影することができるので、手ブレの心配がありません。

2、一眼レフカメラできれいに星空を写す方法

一眼レフカメラできれいに星空を写す方法

ここまでで、一眼レフカメラで星空を撮影するときの機材や準備をご紹介しました。ここからは、一眼レフカメラできれいな星空を撮影する方法をご紹介します。

2-1、一眼レフカメラの設定を行う

星空をきれいに撮影するには、一眼レフカメラの設定をしっかりする必要があります。設定としては以下の設定を行います。

  • F値(絞り値)
  • ISO感度
  • シャッタースピード
  • ホワイトバランス
  • 画質設定
  • 手ブレ補正

特にF値に関しては設定をしっかり行わないと星がきれいに映らない場合があります。夜に撮影を行う星空撮影の場合、光を多く取りこまないとうまく星が撮れないので、F値は小さく設定することが大切です。

また、シャッタースピードにも工夫が必要です。星を点で撮影したい場合には短めに設定し、星を線(軌跡)で撮影したい場合には長めに設定すると良いです。

その他、画質設定は一番いい画質を選択し、手ブレ補正は三脚を使うので必要がありません。ISO感度の設定は、月の明かりの具合や周辺の光の状況によっても異なります。その時々に応じて設定を変更することが必要です。

また、ホワイトバランスは好みで設定して問題ありません。設定によっては星空が青色がかったように写ったり、オレンジがかったように写ったりするので、いろいろ試してみるのも面白いのではないでしょうか。

2-2、星空と景色がうまく写る構図を見つけて撮影

星空の良さを活かしてきれいに写すには、うまく写る構図を見つけて撮影すると良いです。星空を撮影するときには空全体を撮影することはできないので、ある一部分を選択して撮影しないといけません。そういった場合には、いくつか目印を見つけて撮影を行うときれいな写真が撮影できます。

  • 星座
  • 風景
  • 前景

上記のものを目印に撮影するとインパクトのある写真が撮れます。例えば、空には有名な星座が多くありますが、その星座がしっかりと映るように構図をとって撮影すれば印象に残る写真になります。

また、星空の下の風景も一緒に撮るときれいな写真になることがあるので、風景に印象的な建物などがあれば一緒に撮影してみてください。

さらに、前景に木や建物などがあればあえてそれを入れた状態で撮影することで、インパクトがあって魅力的な写真に仕上げることができます。

このように、星空といっても構図によって印象がガラッと変わるのでいろいろ試してみてきれいに写る構図を探してみてください。

3、まとめ

ここまでで、一眼レフカメラで星空をきれいに撮影する方法をご紹介しました。星空の撮影は夜行うこともあり、初めての方は難しい印象もあるかもしれません。

しかし、しっかりと準備をしてカメラの設定を行えばとてもきれいで魅力的な写真が撮影できます。今回ご紹介したポイントを参考にぜひ、星空撮影を楽しんでください。

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