一眼レフカメラの㊙テクニック!きれいな写真の取り方をご紹介!
一眼レフカメラはしっかりと使うことができれば、風景や街並みなどをきれいに撮影することができます。しかし、ピントがボケてしまったり、いつもと同じ構図で撮影してしまったりしてなかなかうまくいかないこともあります。
そこで今回は、一眼レフカメラできれいな写真を撮影するテクニックをご紹介していきます。この記事を読めばきれいな写真が撮影できるようになりますよ。
1、一眼レフカメラの㊙位テクニック!最低限知っておきたい知識
写真をきれいに撮影するためのテクニックを確認する前に、まずは最低限知っておくべき知識をご紹介していきます。一眼レフカメラでの撮影について知っておくべき知識としては、以下のものがあります。
- F値
- シャッタースピード
- ISO感度
- ホワイトバランス
F値は絞り値ともいわれ、光が入る穴をどれくらい開くかを決める値です。F値が大きいと光の入る量は少なくなり、小さいと光の量が多くなります。このF値はピントのボケと関係があり、F値が小さいと背景がボケやすく大きいとボケにくいという特徴があります。
このF値と切っても切れない関係にあるのが、シャッタースピードです。シャッタースピードは光を取り込む時間を調整するための設定でF値が大きいとシャッタースピードが遅くブレやすくなり、小さいとシャッタースピードが速くなるのでブレやすくなります。
そのため、ピントを合わせて写真を撮影するにはF値とシャッタースピードをうまく調整する必要があります。
また、レンズに入った光をどれぐらい増幅させるのかを決めるISO感度も知っておくべきです。ISO感度はレンズに入った光の増幅の指標となるもので、ISO感度が高いと暗い場所での撮影でもはっきりと写すことができます。しかし、あまりにISO感度を上げすぎると画像が荒くなるので注意が必要です。
他には写真の色味に影響を与えるホワイトバランスも知っておいて損はありません。ホワイトバランスは光の色の影響を補正して白色を白く写すための機能です。
カメラで撮影すると人間の目では白色に見えるものでも黄色や青みがかった色になってしまいます。ホワイトバランスの機能を使うとそういった色の違いを補正して、白色をしっかり写すことができます。また、白色を写す以外にも写真の色合いを調整することにも利用でき、淡い色を表現することが可能です。
2、一眼レフカメラで写真をきれいに撮るための㊙テクニック!
きれいな写真を撮影するには、構図・ピント・色合いを工夫する必要があります。そこでここからは、一眼レフカメラを使ってきれいな写真を撮影するテクニックをご紹介していきます。
2-1、被写体の魅力を活かす!【構図を工夫するテクニック】
一眼レフカメラできれいな写真を撮影するテクニックとして、構図を工夫することがあります。写真を撮影するときには撮影する被写体を決めてから撮影を行いますが、どの構図から撮影するかで写真の内容や雰囲気が大きく異なります。基本的な構図には以下ものがあります。
- 日の丸構図
- 額縁構図
- サンドウィッチ構図
- トンネル構図
- 三分割構図
- 二分割構図など
このように、構図といってもさまざまな種類があります。最も基本的な構図としては日の丸構図が有名で、中央に被写体を置いて目立たせる構図です。
その他、被写体に合わせて構図を使い分けることができれば、被写体の良さを最大限活かした写真を撮影することができます。初めはうまく撮影できないかもしれませんが、さまざまな構図を試してみてはいかがでしょうか。
2-2、主役を目立たせる!【ピンボケさせるテクニック】
一眼レフカメラできれいな写真を撮影するためのテクニックとして、ピントをあえてぼかすという手法があります。ピントが合った写真はきれいに見えますが、あえて背景などをぼかすことで主体の被写体を活かすことができます。
また、どの部分にピントを合わせるかを変えるだけで同じ被写体で撮影しても雰囲気が変わります。そのため、ピントを工夫するのはきれいな写真を撮影する点では効果的です。
こうした写真のピンボケをコントロールするには、F値やシャッタースピードを調整する必要がありますが、手動で調整するのはなかなか難しいです。そのため、各カメラに搭載されている自動設定をうまく利用してピントをぼかすと良いでしょう。
2-3、写真の雰囲気を左右する!【色合いを工夫するテクニック】
一眼レフカメラできれいな写真を撮影するテクニックとして、色合いを工夫する方法があります。先ほど解説したホワイトバラン設定を調整することで、写真の雰囲気を変えることができます。
例えば、ホワイトバランスを変えることで写真の色合いを青色がかったものやオレンジがかったものにすることができるのですが、青色であれば少し寂しい感じやクールな印象を与えますが、オレンジであれば暖かい雰囲気を与えます。
このように、写真の色合いが変わることで写真の雰囲気がガラッと変わることあるので、うまく利用すれば被写体の魅力を引き出すことができます。
3、まとめ
ここまでで、一眼レフカメラできれいな写真を撮影するテクニックをご紹介しました。きれいな写真を撮影するには構図やピント色合いなどに注意して撮影することが大事です。皆さんも一眼レフカメラを使って写真を撮影するときには、今回ご紹介したテクニックを活かして撮影してみてください。